2005年09月21日

現代の日本の政治を思う「2005年今回の衆議院解散総選挙」※選挙前に書いていたもの

(RSSリーダー等は文字化けします)

《以下は、選挙の前に下書きしていたものです。
 現代の日本の政治を思う「2003年、衆議院選挙前のマスコミ報道」
 一応続きのつもりで書いていたもの。
 間にもっと主張したいこともあるんですが、すっ飛ばして書きました。
 今頃これをアップしてどうするの、という気もしたのですが、
 まあ、折角書いたものだしということでアップします。》

 やることが、無茶苦茶だ、と思った。総理大臣の権限の大きさを改めて示した、とどこかの記事の内容で見かけたけど、本当にそうかな、と何か腑に落ちないようなものがあった。
 これまでの日本の政治に、そうめちゃくちゃな事態が起こりうるものと、あんまり思って見てこなかったからだ。批判が高まれば、失墜する。辞任する。日本の総理大臣とはそういうものなんだろう、と思いながら、これまで政治を見てきていた。ところが、去年の参議院選挙後から、どうもそれまで私の思っていた日本の政治のあり方と、何か違う。
 去年の参議院選挙、自民は小泉首相の掲げていた目標議席数に達しなかった。選挙前に、一度は「目標議席数に達しなかったら辞任する。」と発言したものの、それを途中で翻し、「(達しなくても)辞めない。」と変わった。目標議席数に自民は達することがなかったのに、小泉首相は、「逆風の中、よくこれだけの票を与えてくれた。」などと発言した。青木参議院議長は、目標議席数に達しなかったら自民は死に体になる、と言った。それでも、小泉首相は辞任に至らなかった。
 
 ここで、これまでの日本の政治のあり方と違う、という違和感を、そう大して政治に詳しい訳でもない私だけれども思った。
 今回、郵政民営化法案が、参議院で始めから小泉自民にとって不利な状況にあったのも、この去年の選挙で選ばれた参議院の選挙の結果が当然影響しているのだろうと思う。青木参議院議長が言っていたとおりに、自民は死に体になっていたんじゃないんだろうか。

 こういったことなどのように、どうもこれまでの常識から非常にかけ外れてしまったようなことが、今回の解散だった。何故、こういう事態が起こるのだろう、と不思議に思っていた。

 そして、解散してから蓋を開けてみれば、郵政法案に反対した自民党議員の立候補する選挙区全てに対抗馬を立てた。地元には何のゆかりもない人間。そりゃあ、地元自民党県連からしたら、常識を逸しすぎていて、何を拠り所にしたらいいか、解らなくなるのが当然だと思った。国政の場で郵政法案だけを可決させるために、地元から国会議員を選ぶのであったら、地元という意味なんかどこにもなくなってしまう。これは何の事態なのだろう、と思ってしまうほど、異常だとしか思えない。自民の支持母体の意見は割れるに決まっているし、そうすれば票も当然割れるはず。そうすれば、共倒れになってしまって、不利にしかならなくなる。ということは、実質、自民対民主の戦いのようになってしまうことの多い各選挙区において、民主は当然有利になるだろうに、と思う。
 
 このめちゃくちゃさは、何なのだろう。こんなことが行われるということは、多分小泉首相一人の決断一つで可能なことではないと思う。何が何でもやって困ることなら、止められたと思う。
 だから、めちゃくちゃなのが解っていての、この解散劇なんだと私は思う。
 このやり方だと、議席を取るのは、自民でも民主でも、どっちでもいいのでは、と私には思えてしまう。

 そこで。やっぱりそうなんじゃないか、と思うのは、この選挙の一番の争点、隠された意味は、憲法改正問題、このことなんじゃないだろうか、と私には思えた。
posted by 野良狸 at 20:27| Comment(0) | TrackBack(3) | 政治 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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